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クランクはバイクの顔・・・と言われています。

カスタマイズ

スギノSG75クランクにデュラトラック7710チェーンリング。ボルトはブラックのジュラルミン。

昔ながらのスマートなフォルムに精悍な男らしさを感じます。間違いなくできる男の一品です。

さて、今回はこのクランクの取付です。

フロントチェーンリングからチェーンがどうも落ちる・・・というKさん。

フロントシングルにリア外装ギアの20インチミニベロ。もともとリア8速だったのを11速に以前カスタマイズし、それからたまにチェーンがフロントチェーンリングから外れてしまうとこと。

フロントでチェーンが外れる理由は可能性として主に以下の3つ。

●チェーンとチェーンリングとの相性が悪い。

●軸長を変えられるスクエアテーパーでしか起こりえないのですが、軸長が合っていないBBをつけていてチェーンラインがおかしい。

●フレームの後三角が曲がってる。

今回は、クランクとBBは新車購入後変えていない。事故などの損傷もない。リアを8速から11速にしてから起こっているので、一番目の可能性が高いです。特にチェーンを8速用から11速用に変えているので、チェーンとチェーンリングの嚙み合わせの問題である可能性が高いです。シマノの同じグループセットで組むなどのマニュアル通りのカスタマイズなら起こらないのですが、他社製品との組み合わせになると、どうしてもこういうことがたまに起こります。やってみて、ある程度乗ってみないとわかりません。でもおもしろいカスタマイズってそういうもんです。人と違うことをするからおもしろいのです。

これをやるにあたって、実はこのバイクのオーナーにそれほど多くのチョイスはありませんでした。フロントシングルは近年主流で、よく思い浮かぶのがシマノGRX。リアも11速なので、互換もバッチリです。しかし一番大きな歯数でも42T。アーバンスポーツのMETREAも42T。MTBはもっと小さい。20インチの小径車にはギア比が小さすぎます。オーナーの希望は52Tなので、シングルだとピスト系にたどり着く。しかしそうなるとチェーンリングはチェーン内幅1/8用の厚歯になる。厚歯チェーンは薄歯にのるが、薄歯チェーンは厚歯にはのらない。5アームPCD144で、多段チェーン3/32がのるシングル薄歯だとデュラトラック7710しかない。

話が変わりますが、その昔シマノに小径車用コンポ「カプレオ」がありました。フロント45Tだったのですが、リア9Tという極小のスプロケットがつく専用設計で、ギア比を確保していました。残念ながら数年前に突然廃版になってしまい、当時買っとけばよかったと後悔しております。

厳密には、3/32のチェーンは8速までで、11速は内幅がさらに0.2mm狭い。しかし経験上大丈夫だろうということで、取付。いい感じです。

よくパーツ単体にカッコいいと惚れ惚れしてしまう方(特に男性)が多いのですが、どんなカッコいいパーツも、つけてみてそのバイクに合ってるかが重要なのです。OKです。

クランクとボルトのカラーブラックはオーナーのチョイス。マットシルバーのチェーンリングが全体に渋みを与えています。まあここはこれ一択だったのですが・・・。

SG75クランクには専用のこのBBになります。一般的なスクエアテーパーに見えるのですが、篏合部分の角度や深さが違います。試しにシマノのクランクをつけてみたことがありますが、底付きして、いくらボルトをしめてもきちんと固定されませんでした。

それにしても、このSG75 スーパーセラミックBBは回転がかなりスムーズです。スチールベアリングでもかなりいいのですが、精度がメチャメチャいいです。私はここまで精度がいいベアリングを見たことがありません。

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